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世界気象機関 《略語》WMO
世界気象機関(せかいきしょうきかん、、)は、国際連合の専門機関の一つで、気象事業の国際的な標準化と改善および調整、並びに各加盟国・地域間における気象情報・資料の効率的な交換の奨励を主な業務としている。本部はスイスのジュネーヴにあり、国連開発グループ()の一員である。 1873年に創立された政府間組織である国際気象機関()が発展的に解消し、1950年にとして設立された。翌年、気象学(気象と気候)およびオペレーショナル水文学等、これらに関連する地球物理学の分野における国際連合の専門機関として登録された。 2015年3月現在、世界の185の国と6の地域〔なお、香港やマカオは国家としては中国の一部であるが、WMOでは中国とは別の地域として加盟しており、世界気象会議等での投票権も中国とは独立し同等に扱われる。〕が参加している〔世界気象機関構成員一覧 2015年3月10日閲覧〕。日本は1953年8月11日に加盟した。 == 組織 == 意思決定機関として、4年毎に開催される世界気象会議 () および年に一度開催される執行理事会 () がある。 また執行機関として総裁の下に事務局、専門委員会、地区協会を置く。 *総裁 () *副総裁 () *事務局 () *専門委員会 () *基礎組織委員会 () *測器・観測法委員会 () *水文委員会 () *大気科学委員会 () *航空気象委員会 () *農業気象委員会 () *気候委員会 () *合同海洋・海上気象委員会 () *地区協会 () *第Ⅰ地区協会(アフリカ) *第Ⅱ地区協会(アジア) *第Ⅲ地区協会(南アメリカ) *第Ⅳ地区協会(北アメリカ、中央アメリカ) *第Ⅴ地区協会(南西太平洋) *第Ⅵ地区協会(ヨーロッパ) 8つの専門委員会はや加盟国・地域の気象当局に技術的勧告を提供し、事務局長の管理下で事務局は約250人の正規職員〔WMO Strategic Plan May 2007 〕と共にの活動を支援し、調整する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世界気象機関」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 World Meteorological Organization 」があります。 スポンサード リンク
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